赤のレザーが好きです。単に赤が好きなだけ?という話しでもありますが。
見渡してみると、赤の財布、赤のスニーカー、赤の車、赤のカバン、赤のハンカチ、赤がシンボルの大学出身、赤ワイン。。

赤いレザー
首輪、ハーネスを作るのに、赤のレザーを色々と探したのですが、理想的な赤がなかなかなかった。。思っている赤は、マツダCXシリーズの赤とエクストレイルの赤とかです。(写真はマツダファン感謝デーの展示)

車の赤は置いておいて、それで、姫路レザーで探してたどり着いたのがこの革です。とってもエレガントな色合いと手触り感もバツグンです。。


ただ難点は色移りします。もともとヌメ革は、どうしても色移りしてしまうものですが、この革はオイルがたっぷりのオイルレザーのため、それが顕著にでます。
特に水に濡れたり摩擦によって。。
看板犬に試しにハーネスを作ったとき、胴回りも赤のベルトを使ったら、良く擦れる脇あたりが、ほんのりピンク色になってました。。
なぜ色移りする?
そもそも何故色移りするんだろう?服とかも染色してあるけど水如きで色落ちはしないのに。
どうやら、服とかは化学反応を使って染料を繊維に定着させているようで分子レベルで結合しているため、水には溶け出さない感じだそうです。
じゃそれ革にもしたら?
いやいや。ヌメ革は、せっかくの天然素材であるのに化学的にどうのこうのってしてしまうと、せっかくの風合いが失われてしまいます。おそらくエイジングとかも楽しめないかなと。
コバ処理
話しを戻して、対策はしています。
特に色移りするのはコバ(革の断面)の部分からになるかと思います。基本コバは、そのまま切りっぱの状態ではなく、処理を施します。蜜蝋を擦り込んでから焼きを入れてます。もとより耐久性を上げたり、保湿、見栄えとかのために行っていますが、色移り対策にもなっているはず。
全体的な仕上げとしては、ワックスを塗り込んでいるので、これも色移りの対策になるでしょうか。
左:何もしてない/右:処理済み

コバ処理
- 張り合わせで段差があれば、革包丁で削る。(カンナがけの様に)
- 布海苔から煮出したのりを付けくいる。軽く研いでちょっとおいておく
- 角がパリッとしたら、角を落とす。(へり落としか革包丁でけづっても
- 「やすりがけ → 布海苔 → 磨く」を繰り返す。やすりの番手は上げていく。
- 蜜蝋をすり込み、熱ゴテで染み込ませる。
- 仕上げに全体的に天然のワックスでコーティングを。
布海苔、蜜蝋と天然の素材を利用
試してみた①
比較のため、ちょっと水につけてみました。
角が気になったので、角を面取りしたものを用意して、やってみた。
全部一緒だった。。→


結局、革の内部に水が浸透してしまえば、染料が水に溶け込むのは当然か。。ただ、水が完全に浸透する速度はコバ処理済みとしていないとのでは異なってきます。
右上の未処理は、完全に浸透していますが、処理済みの2つはまだ中心まで浸透していません。
試してみた②
もっと現実的な状況で再度試してみました。
分かりにくいので動画にしました。(のですが、それでも分かりにくいかも。。)
布を霧吹きで少し濡らしてから、革のコバ部分を擦り付けます。
良かった。なんとか差がでました。「処理あり」の方が、色移りは軽減される感じです。水に濡れてなければ、なおさら色移りは大丈夫そうに思えます。
っが、完全に色移りしなくなくなると言うわけではないので、特に真っ白なわんちゃんとかには、やっぱり要注意なのかと思います。